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「私はうそつき」知的障害者にカード、兵庫・姫路の施設を処分

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 兵庫県姫路市の共同生活援助施設「ぐるーぷほーむ みのる」で、知的障害がある利用者に「私はうそつきです」などと書かれたカードを首にかけさせるといった心理的虐待を加えていたことが20日、分かった。施設利用者が運営会社代表の指示で行っていたという。市は同日、同施設について19日付で業務停止6カ月の処分にしたと発表した。

 運営会社は障害福祉サービス会社「実る」。市によると、施設側は平成28年3月、知的障害がある20代の女性利用者が約束を守らなかったとして、「私はうそつきです」という趣旨の文言が書かれたA4サイズのカードを自分の首にかけるよう強いた。

 同年9月には、約束を破った場合に連帯責任を負わせるとした誓約書を作成し、20~30代の女性利用者3人に署名・捺印(なついん)を強要。音楽プレーヤーを1年間取り上げたり、テレビを見ることを制限したりしていた。このほか、「定刻に起きてこなければパジャマのままでも放(ほう)り出すように」などとの張り紙を作成し、利用者らに示した。

 カードを首にかけさせられた女性利用者は、市の聞き取りに「(運営会社)代表に『かけろ』といわれた。とても嫌だった」と説明。代表は「他の人に迷惑をかけないようにカードをかけさせた」と話しているという。

 また、同社が運営する生活介護施設「club can do」では規定通りに医師を配置せず、給付金約26万円を不正受給したとして、市は5月1日付で同施設の事業所指定を取り消す。28年7月、市の定例指導で医師の不正が発覚し、その後の調査で心理的虐待も判明した。

 

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