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滋賀・近江八幡市長選、小西氏初当選 「白紙」意向の「90億円庁舎」、損害賠償など難問も

新庁舎の建設に向けた工事が進む近江八幡市役所
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 任期満了に伴う滋賀県近江八幡市長選で初当選した元衆院議員で無所属の小西理氏(59)が16日、市役所で当選証書付与式に臨んだ。小西氏は、すでに着工している約90億円の市役所新庁舎整備の中止を掲げ、計画を「白紙」にする意向を明らかにしている。中止後に予想される損害賠償金の支払いや、現計画に変わる新たな計画案の策定、野党議員が大半を占める議会対応など、今後の舵取りには難題も待ち構える。

 「小さな庁舎、大きな福祉。市民の思いを受け、現在の庁舎整備を止める」。安川正樹・選管委員長から当選証書を受け取った小西氏は、新庁舎整備を白紙に戻す考えを改めて述べた。

 新庁舎をめぐっては、計画が具体化したここ数年で市を二分する議論が交わされてきた。平成29年、市民団体が「同規模の他の自治体と比べて建設費が異常に高い」などと整備計画の是非を問う住民投票条例の制定を求め、8118人の署名を集めた。

 条例案は議会で否決されたが、小西氏は現計画に代わる新たな整備計画案を発表。現庁舎の耐震工事(約5億円)▽新庁舎建設費(約32億円)▽賠償金(約10億円)-など、計約50億円で現計画よりも小規模な庁舎の建設が可能と主張し、選挙戦を展開。公約の実現を目指す。

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