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「たこ足配線」火災にご注意、配線器具トラブル5年で計353件…大阪では今月母子3人死亡火災も

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「たこ足配線」火災にご注意、配線器具トラブル5年で計353件…大阪では今月母子3人死亡火災も

配線器具の複数配線などでの事故 配線器具の複数配線などでの事故

 例えば、たこ足配線により接続可能電力の倍の電力がかかっても、ブレーカーが落ちるまでは最大で約2分かかる。また2千ワットであれば、1時間程度は持つといい、この間、テーブルタップは加熱されるが、異常に気づかず突然火災が起きる可能性もあるというのだ。

 奈良県では26年12月、1500ワットまで接続できるテーブルタップに電気ストーブ(消費電力千ワット)と電気カーペット(同700ワット)を接続し、異常発熱が起きて火災が発生。福岡県では27年2月、同様のテーブルタップに複数台のモニター(同2千ワット以上)を接続し、火災が起きた例もあった。

 大阪府茨木市で今月7日、マンションの5階一室が全焼し、母子3人が死亡した火災も、「たこ足配線」が出火原因になったとの見方が強まっている。台所のコンセントからは、複数の電気製品の配線がつながっていたといい、差し込みプラグの一部は焦げていた。府警は、たこ足配線が原因となり、電気系統のトラブルが起きた可能性もあるとみている。

 捜査関係者によると、火災に気づいて逃げた長男(17)は「台所から火が上がった」と説明したという。

 NITEの担当者は「(接続する)電気製品の消費電力を確認してほしい」と注意を呼びかけている。

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