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妄想性障害で夫浮気疑い殺害、責任能力争う 宮崎地裁

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妄想性障害で夫浮気疑い殺害、責任能力争う 宮崎地裁

 宮崎県西都市の自宅で昨年6月、夫=当時(63)=をハンマーで殴り殺害したとして、殺人罪に問われた女性被告(64)は16日、宮崎地裁(岡崎忠之裁判長)の裁判員裁判初公判で「覚えていません」と述べた。弁護側は起訴内容を認めた上、妄想性障害で心神耗弱状態だったと主張。検察側も障害の影響を認めており、被告の責任能力の程度が争点となる。

 検察側は冒頭陳述で、被告は妄想性障害によって夫の浮気を疑い、以前から暴力を繰り返していたと指摘。事件当日も居酒屋から帰宅後にトラブルとなり「夫の頭を一方的にハンマーで多数回殴った」とした。

 弁護側は「障害の影響で善悪の判断がつかず、自分の行動を制御できない状態だった」とし、刑を軽くするよう求めた。

 起訴状によると、昨年6月15日午後10時10分ごろから16日早朝にかけて、夫の頭をハンマーで殴るなどして殺害したとしている。

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