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“本物”のせごどん? 造幣局行幸時の写真巡り論争「資料には本人」「写真嫌いで特徴違う」…件の1枚、公開へ

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 造幣局(大阪市)に保存されている1枚の写真が物議を醸している。写真嫌いで有名な西郷隆盛ではないかとされているためだ。専門家は体形的特徴などから別人説を唱えるが、資料には「西郷隆盛」とある。本人か、別人か。NHK大河ドラマで「西郷(せご)どん」ブームが続く中、期待を寄せる造幣局は18日から開く特別展で、この写真も公開するという。(吉国在)

天皇写真家の内田九一氏によって明治5年に明治天皇が大阪を行幸された際に造幣局前で撮影されたとされる写真。旗を持つ左端の人物が西郷隆盛とされる(造幣局提供)
天皇写真家の内田九一氏によって明治5年に明治天皇が大阪を行幸された際に造幣局前で撮影されたとされる写真。旗を持つ左端の人物が西郷隆盛とされる(造幣局提供)

「写真の左下で寝ころぶ洋犬」が根拠

 問題の写真は、1872(明治5)年に、明治天皇が造幣局へ行幸(ぎょうこう)された際に撮影された。1921(大正10)年発行の「造幣局沿革誌」では、左端の旗を持つ人物が西郷隆盛だと伝えられており、当時の新聞にも「錦旗を手に天皇を御先導した」との記述がある。

 また、記録などから、実際に西郷が明治天皇に随行して大阪を訪れたのは史実とされる。写真の左下で寝ころぶ洋犬が、犬好きの西郷を裏付ける根拠とする説もあり、造幣局側は「本物である可能性は捨てきれない」との見方を示す。

 西郷は大の写真嫌いだとされる。「醜態を極め、写真を撮るのはやめなさい」と大久保利通に手紙でたしなめたとも言われ、本人の写真は発見されていない。

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