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【地球を掴め国土を守れ】技研製作所の51年(1)東日本大震災で注目 独自の杭打ち工法

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【地球を掴め国土を守れ】
技研製作所の51年(1)東日本大震災で注目 独自の杭打ち工法

日本人初となったベン・C・ガーウィック賞受賞の喜びを語る北村精男氏=米フロリダ州オーランド 日本人初となったベン・C・ガーウィック賞受賞の喜びを語る北村精男氏=米フロリダ州オーランド

 ガーウィックは、建設史上の難工事とされ、世界の施工技術の粋を集め、約10年の歳月をかけて完成した「瀬戸大橋」(岡山-香川間全長1万2300メートル)の橋脚施工のアドバイザーを務めた。

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 表彰式は現地時間の8日(日本時間9日)、世界各国の技術者ら約4千人が参加した建設に関する地下開発技術の国際会議「IFCEE」の中で行われた。

 同社のサイレントパイラーと圧入工法は、平成23年の東日本大震災後に国土交通省が海岸堤防の強化工事に初採用して以降、防災関連工事での採用が増加している。あいさつに立った北村は、圧入工法のアピールはそこそこに、「国民の視点に立った建設工事のあるべき姿をこそ追い求めてきた」と強調。時代や人々の生活の変化に対応すべく、よりよき「工法革命」に邁進(まいしん)したいと決意を述べた。

 いごっそうの真骨頂を世界に向け示したのだった。

 北村精男が一代で興した「技研製作所」。創業50年を迎えた昨年には、東証1部上場を果たした。首都直下、南海トラフの地震や多発する水害の危機が迫る中、独創的な工法が注目を集める同社。世界企業として発展する同社の半世紀を追う。

=敬称略

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