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【関西の議論】倒木直撃「トヨタ2000GT」、今も保管するオーナーの無念…訴訟和解も2億円の修理は断念

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“ボンドカー”にも採用、生産は337台のみ

 トヨタ博物館(愛知県長久手市)によると、トヨタ2000GTは、トヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発し、昭和42(1967)年~45年にかけて生産されたスポーツカー。排気量1988ccのエンジンを搭載し、低い車高に長いボンネット、流線形のボディーが特徴だ。当時の価格は238万円。トヨタのクラウン2台分、カローラ6台分に相当する超高級車だった。

 人気スパイ映画「007」シリーズの第5作で、日本が舞台となった「007は二度死ぬ」(1967年公開、ショーン・コネリー主演)では、主人公が乗る“ボンドカー”として発売に先駆けて登場。制作側がスパイ映画にふさわしい車を探していたといい、同館の担当者は「日本が舞台で、撮影段階では市場に出回っていなかったことから選ばれたのでは」と話す。

世界記録を打ち立てた“幻の名車”

 その走行性能は群を抜いていた。昭和41年、茨城県谷田部町(現つくば市)の自動車高速試験場(現日本自動車研究所)でタイムトライアルに挑戦。排気量を問わず、72時間連続して走り続けた中での平均時速に加え、1万5千キロと1万マイル(約1万6千キロ)をそれぞれ走破した上で平均時速を競う計3種目で、フォード(米国)のマーキュリーが保持していた当時の世界記録を塗り替えたのである。日本のメーカーが世界記録を樹立したのは史上初の快挙だった。

凄すぎる設計製造で「売るほど赤字」…そして

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