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坂本冬美さん、故郷・和歌のイメージソングに「胸熱く」
今年で町制施行60周年を迎えた和歌山県上富田町で14日、記念に制作された町のイメージソングの歌碑が完成し、奥田誠町長や歌唱している同町出身の歌手、坂本冬美さんらが除幕した。
同町はイメージソング制作を、同町で毎年開催している「南紀おやじバンドコンテスト」で審査委員長を務めている和歌山県有田市出身の音楽プロデューサー、酒井政利さんに依頼。「ただいま故郷(ふるさと)」と「鳳凰(ほうおう)の町」の2曲が完成した。「ただいま故郷」の作詞は喜多條忠さん、「鳳凰の町」は公募で同町在住の石井和子さんの歌詞が選ばれ、喜多條さんが手を入れた。作曲はともに叶弦大さん。
歌碑(高さ1・3メートル、幅3メートル、奥行き1メートル)は富田川の川沿いにある彦五郎公園に建立。「ただいま故郷」の歌詞が刻まれ、そばにあるスイッチを押すと2曲が流れる仕組みになっている。除幕式で坂本さんは「19歳で故郷を離れ32年たったが、素晴らしい歌をもらって胸が熱くなった。末永く愛してもらえれば」と話した。