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【脳を知る】認知症 食べたことを忘れる方への対処法

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 しかし、夜中にごそごそと活動し、棚や冷蔵庫の中の物をどんどん食べてしまう方もいます。本人がわかるような場所には食べ物を置かないことや、冷蔵庫に鍵を取り付けるといった方法を取らねばならない場合もあります。

 認知症の方では意欲の低下や食欲の低下、嚥下(えんげ)(食べ物を飲み込む)機能の低下から食事の量が減って、痩せていくこともあります。そんな場合は意欲や食欲が増すように薬を調整したり、嚥下機能の低下に対しては食べ物を飲み込みやすいように調整したり、嚥下のリハビリテーションを行ったりするといいでしょう。

 食べるというのは生きていく上で非常に大切なことですし、本人には生きる楽しみの一つです。認知症の方を介護する家族の方にとっては、食べ過ぎても、食べる量が減っても困ってしまう症状です。一人で抱え込まず、医療機関や介護スタッフに相談してください。

 (橋本市民病院 脳神経外科 部長 大饗(おわい)義仁)

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