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「楠公さんの芸術」写真展 大阪・河内長野の観心寺で5月20日から

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「楠公さんの芸術」写真展 大阪・河内長野の観心寺で5月20日から

写真展を企画した廣田勇介さん。来月20日から河内長野市・観心寺での展示が始まる 写真展を企画した廣田勇介さん。来月20日から河内長野市・観心寺での展示が始まる

 南北朝時代の武将で「楠公(なんこう)さん」として知られる楠木正成をテーマにした写真展「嗚呼版(ああばん) 太平記-The Urban TAIHEIKI」が5月20日から27日まで、少年期の正成が学んだ観心寺(大阪府河内長野市)で開かれる。山岳カメラマンとしても活躍する廣田勇介さん(40)=東京都=が撮影。廣田さんは「芸術は主義主張を超えて見る人の心に届く」と、多くの人の来場を呼びかけている。

 正成像の写真は廣田さんが平成27年夏ごろから今年3月までに撮影した中から12点を選んだ。大半はモノクロで、像とともに咲き誇る桜や皇居を収めたり、刀の部分をアップで写したりと多彩な角度から季節ごとの姿を捉えた。うち2点は月を背景にしたカラー作品で、全体を覆う青みがかった影が迫力を演出する。

 廣田さんの先祖は、後醍醐天皇の皇子で南朝の将として各地を転戦した宗良(むねなが または、むねよし)親王の終焉(しゅうえん)の地とされる長野県出身。廣田さんは正成ゆかりの地で開かれる写真展を前に「多面的でスケールが大き過ぎる楠公さんを『今の世に蘇(よみがえ)らせる』という思いで撮りました。まずは先入観なしで見てほしい。芸術は、主義主張を超えて人間の心に訴えかけてくれるものです」と力を込める。

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 廣田さんは、写真展の開催にあたり、目標額を150万円としてクラウドファンディングで資金を募っている。詳しくは(https://readyfor.jp/projects/urbantaiheiki)へ。

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