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【今週の注目記事】「この町に住む日本人女性」ライシャワー元駐日米大使夫人に手紙を出したら電話が…

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 史子さんは私を気遣い、店の閉店後にカットをしてくれた。師匠の教え通り、剃刀のみを使ってカットをしながら「人毛と違って刃がすぐ駄目になるのね」と驚いていた。

 満足な仕上がりに鏡を見つめ、私はほほ笑んだ。

◆       ◆

 【プロフィル】新田多美子(Tamiko Arata) 大分県津久見市生まれ。72歳。1983年に米ボストンに移住し、日本などからの留学者向けに住居の手配、生活用品の買い物、車購入と自動車保険など生活の立ち上げサービスの仕事をしている

 現在は、がん治療を受けながら働く毎日。治療では、スイスのロッシュ社による新薬の免疫チェックポイント阻害剤「アテゾリズマブ」を使っている。日本ではまだ認可が下りていない。早く認可が出た米国で、実際の治療を通して知見が得られている最新治療を受けることを聞いた私の回りの日本医師たちは、口をそろえたように「幸運だ」と言う。

 日本が恋しいわけではないが、誰よりも日本を愛し誇りに思う。ボストンから見る日本や、少し変わった日常の出来事などをコラムにし、日本ではまだ認可されていない最新のがん治療の様子も紹介していきます。

(4月11日掲載)

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