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【大分・山崩落】地層に滑りやすい面、もともと崩落しやすい場所か 大雨なくても発生 専門家

山が崩落し、民家が巻き込まれた現場で救助活動する消防隊員ら=11日午前、大分県中津市耶馬渓町
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 大分県中津市で起きた山崩落は、大雨など引き金になる自然現象のない中で突然、住民を襲った。原因は明らかになっていないが、専門家からは、地層の中に滑りやすい面があり、もともと土砂崩れの起きやすい場所だった可能性があるとの見方が出ている。

 土砂崩れは通常、大雨で土中の水分量が増えたり、地震によって揺さぶられたりすると起きやすくなる。防災科学技術研究所によると、斜面が急な場所や、途中から傾斜が急になる場所などは、大雨による崩落が起こりやすくなる。

 だが、「まれではあるが、直前に雨がなくても土砂崩れは起こり得る」と砂防・地すべり技術センターの大野宏之専務理事(砂防学)は指摘する。今回、崩落が起きた場所は、土砂崩れが起きやすい場所として把握されていたといい、地層の中の滑りやすい面にのっていた土砂が崩れ落ちたと分析する。

 大野専務理事は今回の崩落は大規模だったとしており、「全てが一気に崩れたのではなく、複数回に分けて崩落が起きた」とみる。崩落の原因については、これまでに降った雨のほか、地下水の影響も考え得るとし、「詳しい調査が必要だ」と話している。

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