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【大分・山崩落】6人安否不明 自衛隊出動、救助に当たる 住民に避難勧告

大分県中津市耶馬渓町で山が崩落し、民家が巻き込まれた現場=11日午前
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 11日午前3時50分ごろ、大分県中津市耶馬渓町金吉で住宅の裏山が幅約200メートル、高さ約100メートルにわたって崩落し、4棟が土砂に巻き込まれた。県などによると、橋本アヤ子さん(86)ら3棟の6人と連絡が取れていない。県警や消防は計約200人を派遣し、捜索している。県から災害派遣要請を受けた自衛隊も現場に到着し、作業を始めた。

■年80万人が訪れる観光の町

 県警によると、安否が分からないのは橋本さんを含む21~90歳の女性5人と男性(45)。残り1棟の住人は逃げて無事だった。市は被災世帯を含む8世帯19人に避難勧告を出した。

 政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。県は国を通じて土砂災害の専門家による調査を要請した。

 県は現場周辺を土砂災害特別警戒区域に指定していた。住民の間で地盤が弱い地域として知られ、以前にも近くで裏山が崩れることがあったとの情報がある。現場の裏山では1991年に強風で木が倒れたため、県が落石を防ぐ柵(高さ約3メートル、幅最大約50メートル)を三つ設置したが、土砂崩れを防ぐ役目はなかった。

 大分地方気象台によると、11日午前4時までの24時間で0・5ミリ以上の降雨は観測されていない。九州大の三谷泰浩教授(地盤工学)は「過去の雨などで浸食され、山肌にできていた亀裂が時間の経過とともに崩落したのではないか」と話している。

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