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【衝撃事件の核心】将棋ブームに水差す偽装強盗事件、高級駒5千万円被害主張もあっけなく“即詰み”

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 「(男は)もういないだろう」

 再びビルへ入ろうとしたところ、男がどこからか、また現れた。今度は羽交い締めにされ、後ろ手に粘着テープで縛られた。

 Bはさらに店内でいすに縛り付けられた。その間、犯人の男はショーケースのガラスを割り、陳列していた駒を次々と奪って逃走した。

 Bはその後、自力でテープを剥がし、経営者のA(58)へ連絡。Aを通じて110番した》

不審点多数、あえなく…

 Bの状況説明は、素人目にもおかしな点が多い。犯人に「出ていけ」と脅されながら、すぐに通報せずコンビニで一服。犯人はBを出ていかせている間に盗みを済ますどころか、わざわざ戻って来るのを待ち、そのうえで緊縛…。

 府警も強盗事件として捜査を始めたものの、当初から偽装の線を疑っていた。

 捜査関係者によると、店内には大量の駒が散乱していた。駒を奪おうという犯人がその価値を知らないはずがなく、その上で犯行に及んだとすれば、こうはならないというのが捜査側の見立てだった。

 「駒がばらばらの状態で床に落ちていた。それが不自然」と捜査関係者。そして奪われたという駒は、その後も市場に出回ることはなかった。

 捜査が進むにつれ、Aの周辺でいくつもの不審点が浮かび上がってきた。

 Aは事件翌日に保険会社へ被害を申告。同社から調査を依頼された鑑定事務所に対して、総額5200万円に上る被害リストを提出したが、その中にはすでに販売済みのものも含まれていたという。

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