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視覚障害者の転落防げ-JR三ノ宮、明石など兵庫県主要駅でホームドア設置進む

JR六甲道駅に設置されているホーム柵。昇降式のロープを使って柵を上下させる=神戸市灘区
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 兵庫県内の鉄道主要駅で転落事故を防ぐホームドアや柵の設置に向けた動きが、国や県、市からの補助金を活用して加速している。視覚障害者の転落事故が相次いだことを受け、国は平成32年度までに利用者数10万人超の駅での設置を目指しており、県内でも今年度から本格的な着工、設計のスタートが続いている。

 今年度から補助金を使った工事、設計が進められているのはJR三ノ宮(神戸市中央区)、明石、西明石(いずれも明石市)と阪急電鉄神戸三宮(神戸市中央区)の4駅。

 県などによると、JR三ノ宮駅では昇降式のロープを使ったホーム柵を設置する。今年度末までに完成する予定。明石駅は今年度中に着工、西明石と阪急神戸三宮駅は設計に取りかかる。いずれも国や県、各市から補助を受けている。

 ホームドア、柵の設置が進められているのは、28年に東京や大阪などで視覚障害者が線路に転落する事故が相次いだためだ。

 国土交通省は1日あたりの平均利用者数10万人以上を目安とし、ホームの幅が狭かったり、カーブしていたりして工事が難しい場合を除いて、32年度までに全国800駅での設置を目標に定めた。29年3月時点で686駅で設置されている。

 県内でも山陽新幹線新神戸駅やJR六甲道駅ですでに設置。神戸市営地下鉄も西神・山手線三宮駅で今年3月からスライド式のホームドアが稼働しており、35年度までに同線全駅での設置を目指している。

 このほか県内では、JR神戸、姫路の両駅と阪神電鉄神戸三宮駅も10万人以上の利用者がいるが、現時点では設置の具体的な予定はない。県は「鉄道各社から要望があれば、設置費用の補助を検討したい」としている。

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