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【カカオで世界を変える(2)】バイヤーと勘違いされ… 豆600キロ買い取る 吉野慶一「Dari K」代表

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【カカオで世界を変える(2)】
バイヤーと勘違いされ… 豆600キロ買い取る 吉野慶一「Dari K」代表

インドネシアのカカオ農家を飛び込みで訪問した吉野慶一さん。いきなり50万円分を買い取ることとなった(寺口純平撮影) インドネシアのカカオ農家を飛び込みで訪問した吉野慶一さん。いきなり50万円分を買い取ることとなった(寺口純平撮影)

 インドネシアが世界有数のカカオの産地と知った吉野慶一さん(37)。日本ではなぜなじみがないのか。その謎を解くためにインドネシアに向かった。(聞き手 阿部佐知子)

 --もともとチョコレートショップの経営を目指していたのですか

 吉野 いいえ、7年前に店を開業する以前は、外資系金融機関で金融アナリストをしていました。製菓の専門学校で学んだり、修行したりした経験はありません。

 --カカオの産地の地図を見たのをきっかけにインドネシアを訪ねた

 吉野 お笑いコンビ「猿岩石」がヒッチハイクをする番組が好きで、10代の頃からバックパッカーとして世界60カ国を旅していました。インドネシアにも行った経験があったので、軽い気持ちで行きました。

 --インドネシアでは何をしたのですか

 吉野 カカオ豆の生産が盛んなスラウェシ島に向かいました。世界3位の生産地なら、あちこちでカカオの木が見られると思ったんです。ところが、1週間くらいで見つけたカカオの木は1本だけ。いったん帰国後にSNS(会員制交流サイト)で情報を集めて、再びインドネシアに向かいました。

 --今度は、無事カカオ農園にたどりつけたのですか

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