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【島根地震】「ゴオオッと音が鳴り、家中の物が倒れた」道路に亀裂、鳥居倒壊、大田市で給水困難

民家の裏で起きた崖崩れで落ちた巨大な岩=9日午前、島根県大田市
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 島根県西部で起きた9日未明の地震。最大震度5強を観測した大田市では、道路に亀裂が走り、神社の鳥居が倒れた。水道管の破裂や漏水で住宅や病院の給水が困難となり、住民らは不安な一夜を過ごした。

 大田市の苅田神社では鳥居が倒壊し、バラバラになった破片が散乱した。道路には亀裂が入り、隆起しているところも。付近で居酒屋を経営する窪(くぼ)田(た)富(ふ)士(じ)雄(お)さん(66)は「地震が起きたとき、ゴオオッと音が鳴り、家中の物が倒れた。床にも亀裂が走った」と不安げに話した。

 市立病院では貯水タンクのパイプが損傷し、大半が断水した。朝に仮復旧したが、9日は救急と透析を除く外来を休診に。入院患者の朝食は市からポリタンクで給水を受けて準備した。

 時折強い雨が降る中、市役所のロビーでは、雨漏りを防ぐブルーシート約700枚や給水パックなどを被災者に配布。同市波根町の女性(53)は「屋根の瓦がずり落ちて大変。早く応急処置したい」と慌ただしくブルーシートを受け取り、足早に帰っていった。

 県庁では、地震発生直後から職員らが次々に登庁し情報収集。災害対策本部会議で、溝(みぞ)口(ぐち)善(ぜん)兵(べ)衛(え)知事は「各部局は連携をとりながら対応を」と指示した。

 県内で震度5弱以上が観測されたのは、平成12年の鳥取県西部地震で震度5弱を観測してから初。JR西日本によると、特急やくもなどが運休。中国電力によると、松江市の島根原発で異常は確認されていない。

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