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【土俵に女性問題】「下りなさい」相撲協会員、口頭でも直接指示 心臓マッサージの女性は看護師「いたたまれず、とっさに…」

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医師の市長が院長を務めた病院の看護師

 関係者によると、最初に土俵に上がった女性のうち1人は、医師でもある多々見市長がかつて院長を務めた病院の看護師。「市長が倒れ、いたたまれずに、とっさに土俵に上った」と話しており、上がる際には「上がっていいですか」と、周囲に声をかけていたという。

 多々見市長は搬送後、くも膜下出血と診断。命に別条なく、約1カ月の入院が必要という。

「女性の行動は勇気ある」

 巡業実行委員会の河田友宏委員長(78)は「女性の行動は勇気があり、適切な処置だった。アナウンスはわざわざすることではなく、理解しがたい」。巡業の勧進元(発起人)を務めた四方八洲男(しかた・やすお)さん(78)も「しきたりと人命、どちらが大事かといえば人命。大相撲は女性ファンが増えており、議論が必要」と話した。

 スポーツ文化評論家の玉木正之氏は「伝統が本当に正しいか、時代に合っているかを考える必要がある。そもそも、相撲関係者がどれだけ伝統の意味を理解しているのか疑問で、おそらく教条主義的に『女性は土俵に上がってはいけない』としているのではないか」と指摘した。

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