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【衝撃事件の核心】3つの山口組がひしめく大阪・ミナミ…商業好調でシノギ争奪戦懸念

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 ただ構成員は約460人にとどまり、六代目山口組の約5200人、神戸山口組の約2千人とは大きな開きがある。

 構成員との比率で突出した組長の多さは何を意味するのか。

 「任侠山口組は織田代表を頂点としたピラミッド型ではなく、それぞれの直系組長を横並びにした組織を構成している」と解説するのは元暴力団関係者。いわばマネジメントの違いであり「上納金の徴収額を抑えることで、六代目山口組や神戸山口組から若い世代の移籍を促そうとしている」とみる。

任侠が標的に

 3つの山口組がしのぎを削る大阪では、急速に勢力を拡大する任侠山口組を牽制するかのような事件が続発している。

 兼一会の事件があった翌日の2月8日未明には、大阪市西区の任侠山口組の直系団体「山本会」の組事務所に何者かが運転するトラックが突っ込んだ。けが人はなかったものの壁などが損壊した。3月24日には同区内のパチンコ店内で、山本会会長が男に殴られる事件も発生した。

 織田代表らが結成した任侠山口組は昨年4月、暴力団としては異例の記者会見を開き、神戸山口組の井上組長らの組織運営を批判。神戸市長田区で昨年9月、織田代表を乗せた車が襲撃され、護衛役の組関係者が射殺される事件につながった。

 織田代表が出入りする任侠山口組の直系団体「絆(きずな)連合」の組事務所はミナミにあり、乱闘事件のあった兼一会の組事務所とは約100メートルしか離れていない。神戸山口組の直系団体「宅見組」の組事務所も近い。3つの指定暴力団の有力組織がひしめくミナミは、まさに分裂後の縮図だ。

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