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明石海峡大橋の管理ノウハウ海外輸出へ 政府と共同、インフラ建設の新たな形に

神戸市垂水区(写真上)と淡路島を結ぶ明石海峡大橋(本社ヘリから、沢野貴信撮影)
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 4月5日で開通から20年を迎える明石海峡大橋(3911メートル)を維持・管理する「本州四国連絡高速道路」(本四高速、神戸市)は今年度から本格的に、20年間で培った技術と経験を政府と共同で海外に「輸出」する。世界最長の吊り橋を管理してきたノウハウは発展途上国などから注目されており、すでに現地での技術指導を開始。今後は海外での橋の建設・修繕プロジェクトに、技術支援のみならず人材育成の面でも積極的にサポートしていく。(秋山紀浩)

 海上にかかる明石海峡大橋は潮風や海水の波しぶきを受けるなど厳しい環境にある。本四高速は定期検査でコンクリートの塩分量などを調査し、将来的に鉄筋の腐食が生じると予測される箇所を優先的に補修するシステムを導入。巨大地震を想定した設計・耐震改修技術や、赤外線を利用して遠隔で金属疲労による亀裂を検出できる点検手法、さびを抑える塗装などにも独自のノウハウを持つ。

 同橋の維持管理に20年間携わってきた経験を生かし、本四高速は今年度から、技術指導や人材育成分野で国のインフラ輸出を全面的にサポートする。

 現在、フィリピンの橋の耐震化、ガーナやスリランカでの橋建設などの国家プロジェクトが進行中で、本四高速はフィリピンなどから技術者を明石海峡大橋に招いて技術研修するなど、主に人材育成での貢献を検討している。

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