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【センバツ】大阪桐蔭連覇へあと1勝 好救援の根尾「ゼロに抑えていれば…」 味方信じ逆転呼ぶ

十一回を3人で抑えた大阪桐蔭・根尾昂(右)の肩を抱く西谷浩一監督=甲子園球場(撮影・門井聡)
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 選抜高校野球大会第11日は3日、甲子園球場で準決勝が行われ、大阪桐蔭は三重に延長十二回、3-2でサヨナラ勝ち。史上3校目の2連覇まであと1勝に迫った。

 延長戦の苦しい試合を制し、大阪桐蔭ナインの歓喜の輪が広がった。勝利の立役者はサヨナラ打を放った4番藤原と、好救援した根尾だ。遊撃から2点を追う五回にマウンドへ回った背番号6は「ゼロに抑えていれば、絶対何かあると思っていた」とさらりといった。

 エース柿木に代打を送ったのも、西谷監督の根尾への信頼の表れだ。最速147キロを記録し、スライダーを中心に8回で9三振を奪った。内野手らしく、九回には華麗なフィールディングで投前の難しいバントゴロをさばいて併殺も完成させた。

 99球を投げ、四死球0の無失点。3月31日の明秀学園日立戦では制球が荒れたが、中2日間で見違えた。「投げ急ぎ」の悪癖をブルペンでカーブを投げ込むことで修正。試合後には「全然、まだまだいけた」と力強い。

 救援する準備はできていた。試合前、西谷監督に「(肩は)できました」と告げた。「まだ早いやろ」。そう返した指揮官だが、「それぐらいの気持ちできてくれたということ」。根尾はタイブレークの可能性も「(後攻の)こっちの方が有利」とすまし顔で語れる当たり、心の強さも本物だ。

 九回1死から追いつく薄氷の展開も、西谷監督は「結果的に濃い勝ち方ができた」と成長の糧ととらえる。目指す春連覇は目前。大阪桐蔭の“二刀流”は「決勝戦をできる権利をもらった。何が何でも優勝します」とひときわ高らかに宣言した。(坂井朝彦)

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