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【浪速風】再評価される「路面電車」、御堂筋に復活させてはどうか(4月2日)

Osaka Metro開業記念出発式。御堂筋線中百舌鳥駅での、始発列車を前に出発進行のポーズ=1日午前、堺市北区(安元雄太撮影)
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 司馬遼太郎さんがみどり夫人にプロポーズしたのは、勤めていた産経新聞社近くの市電の停留所だった。昭和30年代の夏の夕暮れ。声が大きすぎたのか、周囲が一斉に振り向き、真っ赤になって電車に乗り込んだ。大阪市内はかつて路面電車が縦横に走り、最盛期には総延長が118キロに及んだ。

 ▼高度経済成長によってモータリゼーションの波が押し寄せ、昭和44(1969)年3月末で姿を消した。近年、運転免許を返上する高齢者が増え、日常の足として各地で再評価されている。エコな交通機関は時代にふさわしい。大阪でも復活してはどうか。まずは御堂筋に。

 ▼大阪メトロになった御堂筋線を利用しているが、朝のラッシュ時、梅田駅はJR、阪急、阪神からの乗り換えでホームからあふれんばかりだ。多くは淀屋橋、本町までの通勤客である。大阪市は御堂筋の側道を歩行者用にする構想だが、中央を路面電車が走るなら、訪日外国人客にも受けるだろう。

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