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関空、旅客受け入れ4千万人へ 第1ターミナル大規模改修で 

関空の国際線の旅行者は急増している
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 関西国際空港の運営会社、関西エアポートが、平成6年の関空開港後初となる第1ターミナルビルの大規模改修を実施し、受け入れられる旅客の年間許容人数を1千万人増やす計画を立てたことが31日、分かった。格安航空会社(LCC)専用の第2ターミナルビルとあわせて、現在の約1・3倍にあたる年間4335万人の受け入れが可能になる。

 改修は30年度中に着手し、国際線の旅客エリアを5年程度をかけて拡張していく。関西エアは約40年後に旅客数が年間4100万人台になると見込んでいたが、アジアを中心とする訪日外国人の急増を踏まえ、受け入れ態勢の整備を急ぐ。

 関空の29年度の航空旅客数は、今年2月までの累計で2608万人に達し、すでに前年度実績を上回り過去最高を更新。昨年1月には第2ターミナルビルで増設もしたが、国際定期旅客便のうち、東アジア路線が8割弱を占め、発着が集中する朝夕の時間帯などで特に混雑が目立っている。

 関空で受け入れられる旅客数は、第1ターミナルビルで年間2500万人、第2ターミナルビルで835万人の計3335万人。しかし、旅客数が28年度と同様の前年比で約7%の増加が毎年度続くと仮定すると、4年で許容を超えてしまう計算になる。

 関西エアの事業計画では、2059年度に旅客数を4153万人にする目標を立てており、増便に備えた設備の拡充が課題になっていた。

 第1ターミナルビルの改修では受け入れ能力を年間1千万人増やし、3500万人にする計画。ビル2階にある国内線、4階にある国際線のエリア区分を見直す。旅客数が国際線の3分1程度にとどまっている国内線エリアを国際線向けに転用。国際線の搭乗手続きや荷物の預け入れなどの処理を迅速化し、多くの外国人旅行客を受け入れられるようにする。

 関西エアは4月1日に神戸空港を加え、関空と大阪(伊丹)の3空港一体での運営に乗り出す。平成29年度から33年度までの5カ年で1千億円近い投資を計画。関空の第1ターミナルビルの大規模改修は中核的な事業になる。

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