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【浪速風】森友学園文書改竄 また何とした財務省の寒さであろう(3月31日組)

参院予算委員会で証人喚問をうけて、渋い表情をする佐川宣寿前国税庁長官 =27日午前、国会(納冨康撮影)
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 うららかな花の午後に、やぼな書き出しで申し訳ないが。「桜が咲きそうな季節に、之(これ)はまた何とした寒さであろう」。文筆家、内田魯庵(ろあん)の明治35年の短編集「社会百面相」にある、「官吏」という小品の一節。この役人、どんな仕事をどうやりたいかは語らず、給料や待遇へのぐちばかり 

 ▼同じ短編集の「老俗吏」では老いた役人が自慢する。「勤仕(つとめ)の時間は少いし…照降(てりふり)なしに月給(かね)が取れて」。これをむかしの話と笑えるか。現代だって、森友学園文書の改竄(かいざん)問題での財務省の姿勢は、「また何とした寒さであろう」。証人喚問でも事実は不明、財務省が中間報告に応じることもないまま、週を越えそうだ

 ▼自分たちが国政を混乱させている震源地の一つだという自覚が、この省にはないのか。名乗り出てでも事実を明らかにしようという者はいないのか。それでも「月給が取れて」などと思っているなら、公僕などではない。わが国花の前に、自らを恥じたらどうか。

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