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【衝撃事件の核心】「借金返済」の裏で3台目の高級外車自慢…贈収賄事件で逮捕、紀の川市元職員の虚飾    

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 また、元課長補佐のものとみられるフェイスブックには28年、笑顔を表す顔文字とともに、BMWの高級車の写真が掲載され、「3台目のBMW」とあった。「同じ職員として腹立たしい」。逮捕について同僚の一人はこう憤りを隠さなかった。

窃盗事件が汚職発覚のきっかけ

 逮捕のきっかけは元課長補佐が犯した別の事件だった。県警は今年1月、同市が管理する浄水場の倉庫内から真鍮(しんちゅう)製の止水栓やナットなど水道修理用の部品約200個を転売目的で盗んだとして、窃盗容疑で元課長補佐を逮捕。この捜査の過程で今回の汚職事件が発覚し、立件に結びついた。

チェック態勢も問題

 捜査関係者によると、紀の川市は水道管工事を行う業者27社で構成する「市管工事業協同組合」と契約を結び、住民から市に漏水などの通報があれば、市が組合の加盟業者に対し順番に工事を発注していた。元課長補佐はこうしたルールに従わず、贈賄側の同社に優先的に工事を発注していたという。

 こうしたことから、市の管理態勢も問題となった。市や組合の関係者によると、漏水工事を担当した業者への代金の支払いは本来、業者が組合に提出した請求書類に組合印が押された後、書類が同課に回り、課長や担当者の決裁を経て支払われる仕組みだった。

 ところが組合事務所にあるはずの組合印は常態的に同課内に置かれており、課員は誰でも押印できる状態だった。同課と組合との「二重チェック」が全く機能していなかったのだ。

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