PR

産経WEST 産経WEST

【関西の議論】「中国式白タク」横行で、W杯・五輪仕様のナンバープレートに想定外の余波

Messenger

 国交省によると、W杯仕様が約22万枚、五輪仕様約19万7千枚が全国で交付されている(いずれも1月末現在)。通常のナンバープレートに比べて交付費用が割高で、いずれも大会の開催機運の盛り上げに一役買おうという善意で成り立っている。

 しかし、事業用プレートは通常は緑色だが、特別仕様は白いプレートを緑色の枠で囲ったのみで、白タクと見間違えられ、110番されるケースが多いのだという。

 京都府警によると、W杯プレートが導入された昨年4月には約10件の110番があった。現在は月数件に減ったが、依然相談などが絶えず、担当者は「見間違いの可能性があるとしても、ためらわずに通報してほしい」と話す。

 「同業者間でも『白タクか』と混乱が生じることがある」。京都府タクシー協会の坪倉啓三専務理事(70)は打ち明ける。

 同協会は近畿運輸局に対し、白タクと混同される問題が起きていることを伝えたが、デザイン変更などはなされていない。「国際的な大イベントに協力したい気持ちはもちろんある。しかし、プレートに関しては一目で事業者用と分かる他の識別方法が必要ではないか」と坪倉氏。

 さらに今年10月には、全国で、地域の観光名所や特産品がデザインされた「地方版図柄入ナンバープレート」の交付が始まる。京都府も昨年11月、日本三景の天橋立や五重塔を花紋様で表現したデザイン案を発表している。だが、事業用については、W杯などと同様に緑色の枠で区別する予定で、坪倉氏は「同じ問題が繰り返されるのでは」と危惧している。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ