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【センバツ】彦根東・高内主将「最高の」逆転3ラン 投手から捕手転向

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【センバツ】
彦根東・高内主将「最高の」逆転3ラン 投手から捕手転向

彦根東-慶応 8回表、逆転3ランを放ち笑顔で本塁に向かう彦根東・高内=甲子園 彦根東-慶応 8回表、逆転3ランを放ち笑顔で本塁に向かう彦根東・高内=甲子園

 チームを支えてきた主将が、大きな仕事をやってのけた。彦根東の高内が1-2の八回、左翼ポール際に逆転の3ラン。好投を続けてきた慶応の生井を打ち砕き「自分がここで決めなければと思っていた。最高の気分」と快打の余韻に浸った。

 思い切りの良さが好結果を生んだ。第1打席で生井の直球に差し込まれ、いつも使用する84センチのバットを、ほとんど手にしたことがない80センチのものに替えた。本塁打にしたのは内角の直球。「内角を打つには短いバットの方がいい」という狙いが、ずばりと的中した。

 昨年6月末に投手から捕手に転向し、昨夏の甲子園大会中は残留組のチームをまとめてきた。「新チームで選抜に行くためには、自分がやらなければと覚悟を決めた」。全くの未経験だったにもかかわらず、めきめきと上達して、この日も増居を巧みにリードした。

 県内屈指の進学校で、部員たちは毎朝1時間の「朝勉」に取り組む。甲子園初勝利を挙げた昨夏に続き、今春も堂々の初戦突破だ。「目標である2勝以上を達成したい」と高内。文武両道を貫く姿勢は、全国の球児たちに対しても大きな励みになるだろう。

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