PR

産経WEST 産経WEST

【八ヶ岳滑落】犠牲の3人いずれも関西在住、突然の悲報に「間違いであって」

P3付近から滑落したとみられる7人が救助された八ケ岳連峰・阿弥陀岳の斜面(丸印)。7人のうち3人の死亡が確認された=3月25日(長野県警提供)
Messenger

 長野県の八ケ岳連峰・阿弥陀岳(2805メートル)の南稜線付近で25日午前、登山中の男女7人のパーティーが滑落し、うち3人が死亡、4人が重軽傷を負った。搬送された負傷者を手当てした医師は、聞き取った当時の様子を「7人がザイルでつながっていて、先頭の人が滑って全員が落ちていった」と説明した。亡くなった3人はいずれも関西在住で、山好きだった3人の突然の悲報に関係者たちは「間違いであってほしい」と一様に放心した様子だった。

「山に登る達成感が好き」と

 長野県茅野市の諏訪中央病院には同日午前から、ヘリコプターで救助された7人のうち、4人が救急車で次々と搬送された。登山靴を履いたままの負傷者がストレッチャーで運び込まれ、病院は緊迫した空気に包まれた。夕方には医師が記者団に負傷者の様子を説明。全員がヘルメットなどを持ち「装備はしっかりしていた」という。だが「詳しい状況は分からない」と話していた。

 亡くなった3人の関係者らにも悲報が伝わり、京都市西京区のアルバイト従業員、山下貴久子さん(39)の祖母で、近くに住む紀代子さん(93)は「亡くなったと聞いて、気持ちが真っ白になって信じられなかった。間違いであってほしい」と話した。

 「山に登る達成感が好き」「高いところに登ったときの景色がいい」と山の魅力を語っていたという貴久子さん。最後に会ったのは今年の正月だったといい、「助かった人もいるので運命だったのかもしれません」と声を絞り出した。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ