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88歳尾関清子さん、遅咲きの博士号 縄文布の研究「認められた」 国内最高齢、立命大で授与式

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 学位の取得は全く考えていなかったが、平成24年にそれまでの研究をまとめた書籍「縄文の布-日本列島布文化の起源と特質」を出版。周囲から「誰も研究していない分野なので学位が取れる」と後押しされて博士号取得への挑戦を決め、立命館大で研究者が論文審査を経て取得できる論文博士制度を利用した。

 論文では、全国から収集した約830点の縄文布の製作技法や地域性を分析。弥生時代や古墳時代の布が日本最古とする説もある中で、縄文布の起源や特質を解明し、「日本最古」と結論づける研究成果を発表した。「先行研究がないので、謎解きの連続。明けても暮れても研究に取り組みました」と振り返る。

 現在は、各地に足を運んで研究活動を続けるほか、縄文布を編む体験教室も開催している。「私がいなくなっても(他の人に布の)研究をしてもらえるよう、資料収集などを一生懸命やりたい」。米寿の博士の意欲は尽きない。

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