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88歳尾関清子さん、遅咲きの博士号 縄文布の研究「認められた」 国内最高齢、立命大で授与式

国内最高齢の88歳で博士号を取得する尾関清子さん=24日午前、京都市中京区
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 30年以上にわたり、縄文時代の布について研究を続けてきた東海学園女子短大(現東海学園大)名誉教授の尾関清子さん(88)=名古屋市=が24日、立命館大(京都市)で、文学博士の学位を授与された。立命館大によると、国内最高齢の博士号取得。「学位をいただくことは私の研究が認められる証しになる。うれしい」と遅咲きの博士は喜びを語った。

 16歳で終戦を迎えた尾関さんは、大学には進学せず、洋裁の専門学校に通った後は銀行員などとして働いていた。

 手芸好きが高じて、昭和39年に東海学園女子短大の家政科の助教授になり、生活文化史を研究。縄文布に出合ったのは、縄文時代のくしや土偶を調べていた62年のことだった。

 縄文布は、縄文時代に麻や木の皮の繊維を編んで作られたもので、土器を作る際などに使われていた。「最初は単純なものだと思っていたが、さまざまな編み方があり、どういう道具を使っているのか興味を持った」。以来、縄文布に魅了され、研究を続けてきた。

 持ち前の行動力で全国各地を訪れて縄文布を収集。耐久性を調べるため、縄文布で作った服を着て、竪穴式住居で学生らと3日間泊まり込んで生活したこともある。

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