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女性殺害・劇物投与事件控訴審 元名大生の被告不在の中、判決言い渡し 「無期懲役」に静まりかえる

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 「控訴を棄却する」。被告人の姿のない証言台に向かって、裁判長が一審に続き無期懲役の判決を言い渡した。名古屋高裁で23日開かれた名古屋大の元女子学生(22)の控訴審判決。静まりかえった法廷に判決文を朗読する声だけが響いた。

 「出頭しないということでよろしいですね」。主文の言い渡しに先立ち裁判長が確認すると、弁護団長は1度うなずいた。主張が次々に退けられる中、出廷した4人の弁護団のうち3人が黙々とパソコンで打ち込み、時折鋭い視線を裁判長に向けた。

 控訴審への被告人の出廷義務はないものの、元女子学生はこれまでの5回の公判全てに出廷。いずれも鼻まで覆うマスクを着用し、弁護団の陰に隠れるように席に着いたため、傍聴席から表情をうかがい知ることは難しかった。

 一審に続き、控訴審でも殺人願望が消えないと供述。納得する判決を問われると「刑務所で更生できるという根拠があれば、無期懲役で構わない」と答えていた。

 一審で裁判員を務めた40代男性は傍聴後、「一審での結論が認められてほっとした。被告には事件の影響を受けた方々のことをずっと考えて向き合っていってほしい」と語った。

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