PR

産経WEST 産経WEST

リアル「陸王」-足袋型シューズを園児らに 増える「浮き指」対策、足の指の力鍛え体幹安定へ 大阪・泉大津市

Messenger

 このほか、下半身の筋力の低下が懸念される高齢者を対象に足の指の力を鍛える講座などを開き、転倒予防のための方策も講じる。

 プロジェクトは自治体と民間が協力・連携して行われ、泉大津市は来年度の当初予算案に関連事業費1530万円を計上。南出賢一市長は「(足の強化は)日本の幼児教育や健康教育の大前提になる考えだと思う。泉大津からそのモデルを作りたい」と話している。

生活様式の変化 「浮き指」がある児童は81・7%も

 泉大津市がプロジェクトに乗り出した背景には、近年、人の足の指の力が低下していることがある。

 長年足の研究に取り組み、プロジェクトにも協力する橋間診療所(大阪府岸和田市)の橋間誠院長によると、近年、人々の足の指の力が弱まったことで、足の指が地面につかない「浮き指」という状態が多く見られるという。東京都品川区の区立戸越小学校で平成23年に小沢京子主任養護教諭が児童全員の足形を調査したところ、浮き指がある児童は81・7%にのぼったという。

 橋間さんは要因として生活様式の変化を挙げる。かつては草履や足袋をはき、鼻緒を足の指で挟むことによって指の力が鍛えられていたが、厚底の靴をはくようになり地面を踏みしめる力が弱まった。踏ん張る必要のない洋式トイレが増えたことも指の力の低下の要因の可能性があるという。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ