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【関西の議論】「刀剣女子」が武士の魂・日本刀に心酔する理由…ブーム拡大、非日常の美しさにハマる

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 奈良県東吉野村に制作拠点を置く刀匠で、出身の関西大(大阪府吹田市)で講師を務める河内國平(くにひら)さん(76)は、現在のブームをこう分析する。

 「刀は鏡のように輝き、その異質で不思議な美しさが女性の感性に響くのだろう。若い人が多いので、ブームは長く続くのではないか」

 根強い刀剣ブームを支える女性たちの目と感性に、社寺や博物館、美術館は大きな期待を寄せる。

 「若い人が興味を抱いてくれていることは心強い。刀剣を通じ、他の美術工芸品も深く見てもらえれば」と、春日大社の松村和歌子主任学芸員。薬師寺の関係者も「これをきっかけに仏様にお参りいただき、仏教と日本文化への興味につなげてもらえれば」と話す。

 大きな刀剣展はこの後も続く。奈良県立美術館(奈良市)では4月から6月にかけ、奈良ゆかりの刀剣などを展示。京都国立博物館では今秋、国宝・重文が並ぶ刀剣の特別展を計画しており、「王城の地でどのように刀が作られたか示したい」と力を込める。

熱心に勉強する「刀剣女子」

 ブームは大学にも及んでいる。学外の人の参加も受け入れ、刀の鑑賞会を開いている関西大の「日本刀研究会」。河内さんが平成27年秋に日本刀の魅力を若い世代に伝えようと設立し、参加者には熱心な刀剣女子もいる。

 参加者の女性会社員(33)は、友人に誘われて展示品を鑑賞したのをきっかけに刀に興味を持ったといい、「一見同じように見えて、全部違う。勉強すれば刀の見方や良さが分かると思い、はまった」と話す。

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