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皮膚のウイルスに日本人特有のDNA、犯罪捜査への応用も…高知大チームが発見

皮膚に潜むウイルスに、日本人と外国人の違いがあることを突き止めた橋田裕美子助教(前)と大畑雅典教授=高知大学医学部
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 皮膚に潜むウイルスの一種に、日本人特有のDNAの塩基配列があることを、高知大学医学部の研究チームが突き止めた。このウイルスは皮膚を綿棒でこするだけで採取でき、早ければ半日でその人が日本人であるかどうかを判別できるため、将来的には犯罪捜査や法医学における身元不明遺体の出身地推定などに役立つと期待されている。

 発見したのは、高知大医学部微生物学講座の大畑雅典教授、橋田裕美子助教らの研究チーム。

 人の腸内には「腸内フローラ」と呼ばれる微生物群集があり、健康や疾患に深く関与しているとして注目を集めている。皮膚においてもこの微生物群集は存在するものの腸内フローラと比べ、十分な研究は行われていなかった。

 そこで橋田助教らは、皮膚に生息しウイルス群集を構成することがわかってきた「ポリオーマウイルス」に着目。DNA解析などを進めるうちに、日本人と外国人で違いがあることに気づいた。

 橋田助教によると、ポリオーマウイルスは人間の皮膚に普遍的に存在しているウイルスで、約5400のDNA塩基対で構成されている。ところが外国人から採取したウイルスではある特定部位の25塩基対が抜けているのを発見。その分、日本人のウイルスのDNAの方が長いことがわかった。

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