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【越直美の市長のお仕事(5)】個性を生かしたリーダーシップを

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市長という仕事は、本来トップダウン

 連載の最後に、女性のリーダーシップについて考えたいと思います。

 私が市長に就任したのは、6年前。36歳のとき。当時、市役所の中で、直接仕事をする部下はほとんどが50代の男性。苦労がなかったかと言えば、協議の際に、机を叩かれたり、ドアをバンと大きな音で閉められたり。

 私に対する批判として、「トップダウン」「部下の話を聞かない」と言われました。実際、公務員の年功序列型の給与体系を変えるために、高年齢層の非管理職の給与を引き下げる給与構造改革など、トップダウンで断行してきました。

 批判の中で私が言ってきたのは、「市長」という職は本来、トップダウンであるということ。選挙で選ばれた市長が、トップダウンで市民の意思を行政に反映していかなければ、市長の存在意義はありません。

 そして、あるとき、市民の方から、「あんたが普通の市長やったら、そこまで言われへんのに、大変やな」と言われました。話を聞いてみると、「普通」というのは、「職員より年上の男性」という意味でした。確かに、「もし、私が60代の男性だったら、同じことを言われただろうか」と考えると、多くの場面で答えは「ノー」でした。知らず知らずのうちに、女性(特に年下)には、「従順さ」のようなものが求められているとも感じました。

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