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入所者3人死亡の障害者施設放火、被告に懲役16年求刑 松山地裁公判

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 昨年3月、愛媛県松野町の障害者施設「ひだまりIII」が全焼し、入所者の男女3人が死亡した火災で、自室に火を付けたとして現住建造物等放火の罪に問われた無職、善家千文(ぜんけ・ちふみ)被告(50)に対する裁判員裁判の論告求刑公判が16日、松山地裁(末弘陽一裁判長)で開かれ、検察側は懲役16年を求刑した。判決は27日。

 検察側は、被告が自殺しようと、自室で布団をかぶった状態でトイレットペーパーに火を付けたことから、建物に燃え広がると認識していたと指摘。「結果は重大で、極めて危険な犯行だ」と述べた。弁護側は、知的障害や鬱病(うつびょう)の影響で「建物まで燃える可能性を考えることはできなかった」として、同罪は成立しないと主張した。

 起訴状によると、昨年3月12日午前0時50分ごろ、自室のベッドの上に置いたトイレットペーパーにライターで火を付け、建物を全焼させたとされる。火災では入所者の男性2人が焼死し、女性1人が一酸化炭素(CO)中毒で死亡した。

 松山地検は捜査段階で善家被告の精神鑑定を実施。刑事責任を問えると判断し起訴していた。

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