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【九州北部豪雨】被災小で最後の卒業式 住民泥出し、福岡・朝倉

福岡県朝倉市の市立松末小学校で開かれた最後の卒業式で、卒業証書を授与される児童=16日午前
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 昨年7月の九州北部の豪雨で校舎が使えなくなった福岡県朝倉市の市立松末小学校で16日、最後の卒業式が開かれた。豪雨前から統合計画があり3月末で閉校することが決まっている。「思い出の校舎で式をしてあげたい」と、地域の人たちがボランティアで体育館の泥出しをし、実現した。

■創立144年…

 明治7(1874)年に創立された松末小は児童27人が在籍し、卒業する6年生は6人。塚本成光校長(51)は「豪雨に皆さんは負けませんでした。涙をこらえ、笑顔を見せてくれました。神様が守ってくれた命を輝かせてください」と式辞を贈り、卒業生は涙ぐみながら「大好きな松末小学校、さようなら。支えてくださった方々、本当にありがとうございました」と別れの言葉を一緒に述べた。 豪雨で音楽室と図書室に多くの流木が流れ込み、体育館は高さ約2メートルの土砂で埋め尽くされた。児童たちは、市内の別の小学校グラウンドに建てられた仮設プレハブ校舎で学んできた。

 ボランティアらは昨年9月から毎日交代で5~10人ほどが重機を使って体育館の土砂をかきだし、保護者らと一緒に壁などを高圧洗浄機で掃除。その後、地元の要請を受けた社会奉仕団体が費用を負担して床を張り直すなどした。校舎も流木や土砂を除去して清掃しており、市側は今後、住民と話し合いながら建物の活用方法を検討する。

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