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海藻「エゴノリ」に血糖値と脂肪蓄積抑制作用発見 蓄積量、半分程度に 福井県立大・村上教授

海藻のエゴノリの血糖値抑制作用について発表する村上教授(左)=永平寺町の県立大学永平寺キャンパス
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 福井県立大学生物資源学部の村上茂教授(食品機能学)は15日、石川県輪島市産の海藻「エゴノリ」の成分に血糖値の上昇と脂肪肝を抑制する作用があることを見つけたと発表した。輪島市の水産物加工品製造業「輪島海美味(うみ)工房」と共同で約1年前から研究していた。エゴノリを使った新たな機能性食品の開発などが期待されるとしている。

 エゴノリはコンブなどの大型海藻に着生して生育。日本海側を中心に「えご」「いご」「うご」などの名称で、乾燥させて必要なときに水で戻して煮出すと多糖類によってようかんのようになり、しょうゆ、三杯酢、酢みそなどをかけて食べる郷土伝統食になっている。

 村上教授によると、血糖値の上昇抑制については、マウスを使った試験で、炭水化物だけを経口投与したマウスに比べ、炭水化物を取る前にエゴノリを経口投与したマウスは血糖値の上昇が半分程度抑制されたという。村上教授は「エゴノリの多糖類の一種が関与して、炭水化物がアミラーゼ(酵素)によって(体内に吸収しやすい)グルコースに変わるのを阻害する作用があると考えられる」と話した。

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