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国内最古「吉野山ロープウェイ」、観光シーズンの運行再開を断念 ゴンドラ接触事故以降運休 今夏の復旧目指す

運休を知らせる張り紙が貼られた吉野山ロープウェイ千本口駅=奈良県吉野町
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 現存する国内最古のロープウエー「吉野山ロープウェイ」を運営する吉野大峯ケーブル自動車(奈良県吉野町)の内田恭社長は15日、昨年4月下旬にゴンドラが駅施設に接触する事故が起きて以降、運休が続いている同ロープウエーについて、4月以降も引き続き運行を見合わせ、夏ごろの復旧を目指す考えを明らかにした。

 同社によると、吉野山ロープウェイは昭和4年に開業。近鉄吉野駅近くの千本口駅から、下千本にある吉野山駅間の約350メートルを運行している。年間の乗降客数は約16万人で、桜が見頃となる毎年4月だけで8万人余りが利用するという。

 同社や近畿運輸局によると、昨年4月28日、ロープウエーの上りと下りのゴンドラ2台が本来の位置で停車せず、駅の施設に接触した。乗客にけがはなかったが、駅施設や滑車のフレームが損傷。同日から運休している。

 同社は今年3月下旬の運行再開を目指し、先月に破損部分を修理したが、その後の調査でワイヤロープやゴンドラの走行輪の摩耗などが新たに見つかった。復旧工事のための部品調達に時間を要することから、4月以降の運休を決めたという。

 吉野山は国内屈指の桜の名所として知られ、今月末から本格的な観光シーズンを迎える。同社は吉野町や地元自治会、観光協会などで組織する吉野山交通環境対策協議会とともに、観光客への対応を検討するとしている。

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