PR

産経WEST 産経WEST

「がん死刑囚の移送怠る」「今後は速やかに医療刑務所に」大阪弁護士会が拘置所に勧告

Messenger

 大阪拘置所で治療が困難ながんを患っていた死刑囚について、速やかに医療刑務所に移送しなかったのは人権侵害に当たるとして、大阪弁護士会は15日、同拘置所に、今後は同拘置所で治療できないがん患者がいた場合、速やかに医療刑務所に移送して適切な医療措置が受けられるように求める勧告を行った。

 平成26年5月に食道がんで死亡した中山進元死刑囚で、弁護士会によると、中山元死刑囚は25年6月に同拘置所で食道がんと診断された。同拘置所は手術できない状態と判断したが、抗がん剤や放射線による治療の必要性を検討する精密検査を実施せず、同年12月まで、治療可能な大阪医療刑務所に移送しなかった。

 弁護士会は「大阪拘置所では抗がん剤や放射線による治療はできないので、早期に医療刑務所に移送すべきだった」と指摘した。

 また、弁護士会はこの日、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された後、浪速署で勾留中だった容疑者について、親族が所在の確認に訪れたのに「答えられない」と返答したほか、接見禁止の命令が出されていなかったのに面会させなかったとして、同署に対し、正当な理由なく容疑者の接見交通権を侵害しないよう警告をした。

 弁護士会は「違法の程度は深刻で、人権侵害と認められる」としている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ