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【関西の議論】廃校寸前の小学校が蘇る…家族留学・自然PR・学区またぎ、大津の過疎山村学区の大胆試み

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 椎葉さんは生徒会長を務め、葛川地域の伝統行事にも参加。「地域の人との触れ合いはいい経験になった」と話す。

 葛川小中学校の中井明恵校長は「市街地から遠く、(ここでは)情報やモノがあふれていない場所ならではの工夫や生きる力が養える」と話す。

 小中学校では地域の森林資源を保護していこうと、杉の保全活動も実施。雪で倒れた杉を手入れしたり、枝払いをしたりと、地道に続けた取り組みは29年に農林水産大臣賞を受賞した。

 また、地域では特産品などの販売店を出店する計画も持ち上がり、児童・生徒たちがデザインしたサルのマスコットキャラクターをあしらったクッキーの企画、製造に着手。自然環境と子供たちの創意工夫を凝らしたユニークな取り組みとなっている。

魅力、じわりと拡散中

 葛川小中学校では昨年に3回、入学希望者を募る学校説明会を開催。延べ約90人の参加があり、一部授業も披露した。小4の娘を持つ大津市の40代男性は「書道では個々の児童の筆跡のくせに合わせて教えるなど、きめ細かな指導を行っていた。子供が生き生きし、先生との距離が近いと思った。遊ぶ環境がたくさんある自然豊かな立地も魅力的」と話した。

 これまでに4月から小学校で13人、中学校で5人の入学、転入が決定。学校側は学区外からの通学の利便性を図ろうと、ふもとのJR堅田駅からのスクールバス運行も決めた。

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