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【浪速風】「車いすの天才科学者」は宇宙へ旅立った(3月15日)

スティーブン・ホーキング博士(AP)
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 小松左京さんのSF小説「さよならジュピター」は、人類は22世紀、新たなエネルギー源を求めて「木星太陽化計画」を進めていた。一方、太陽系に向かってマイクロブラックホールが迫りつつあった。地球を滅亡から救うため、主人公の英二とマリアは木星を爆発させてコースを変えようとする。

 ▼スティーブン・ホーキング博士は、「宇宙の創成期には小さなブラックホールが多数発生する」と提唱し、ブラックホールはエネルギーを放出しながら縮み、最後には蒸発してしまうという「ホーキング放射」を発表した。「車いすの天才科学者」は難解な理論物理学を平易に説いて、宇宙への興味をかきたててくれた。

 ▼「人類の生存には他の星に移住するしかない」と、2年前に太陽系から最も近い恒星に探査機を送る計画を発表していた。小松さんは、英二とマリアが冷凍睡眠で生きていたという続編を考えていた。ホーキング博士も宇宙旅行に旅立ったのではないか。

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