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【ミナミ 語り場】「まちづくり」一朝一夕ではない 山中諄(まこと)・南海電気鉄道取締役相談役

特急「ラピート」の前で、まちづくりへの自負を語る山中諄・南海電気鉄道取締役相談役(鳥越瑞絵撮影)
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まぶしい「ミナミ」のにぎわい

 平成15年10月7日は南海電気鉄道の山中諄(まこと)相談役(75)にとって忘れられない日という。大阪球場跡に建設された大型複合施設「なんばパークス」がオープンする日。それを待つ人々の数は7千人にも達した。「全国から人が来てくれた」。13年から社長を務め、迎えた晴れの日。会社の本拠地といえる「ミナミ」のにぎわいは、まぶしいばかりの光景だった。

 パークスは19年にも規模を拡大して第2期がオープン。大阪のメインストリートの御堂筋は、パークス前の「パークス通り」につながり、南へ“延伸”。ミナミの新名所となり、順調に客足を伸ばしている。

 今秋には難波駅に隣接する地上30階建ての複合ビル「なんばスカイオ」が完成。オフィスのほか、外国人が医療サービス目的に訪れる「医療ツーリズム」の拠点を設ける。新しい人の流れが生まれそうだ。

世界の玄関口になった「ミナミ」

 「ミナミ」を強く意識したのは、沿線の泉州沖に関西国際空港の建設計画が浮上した頃だという。「それまで、『キタ』とか『ミナミ』の区分けはなかった。関空ができることで、ミナミは世界の玄関口、ゲートウェイになると直感しました」

 難波と関空を結ぶ空港アクセス特急「ラピート」のデビューに、南海電鉄の運輸部長として関わった。「発泡スチロールを使った模型を見ながら、デザインの協議をしていました。ダイヤなど新しい路線を考えるのはとても楽しかった」と振り返る。

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