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【東海の議論】地味な施設が「インスタ映え」で人気に…岐阜のモザイクタイル博物館、入場者は予測の6倍

モザイクタイルミュージアムを背景に写真を撮影する来場者。見ようによってはピラミッドを背にしているような…=岐阜県多治見市
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 写真共有アプリ「インスタグラム」を通じて意外な施設や観光地にスポットが当たるようになったが、岐阜県でも地味な印象の地場産の振興施設などが脚光を浴びている。多治見市がタイル製造の歴史をアピールするため開館した博物館はピラミッドのような外観が前衛的に映り、インスタによる拡散で入場者が当初予測の6倍に。天地逆さまの建物などで錯覚を誘う養老町の体験型芸術施設も、都心から離れているにもかかわらず客足を伸ばしている。若者のレジャーに今やソーシャルネットワークサービス(SNS)は欠かせない存在で、卒業旅行シーズンも重なり、インスタ映えスポットが人気を集めている。(三宅有)

地味施設が黄色い歓声に包まれる

 2月中旬の平日。多治見市の博物館「モザイクタイルミュージアム」は女子大学生のグループやカップルでにぎわっていた。傾斜した地面に盛り上がるように建つ建物を背景に、東京から卒業旅行で来た女子短大生の2人組は「かわいい」「メルヘンチック~っ」などと歓声をあげ、自撮棒にスマートフォンを付けてパチリ。タイルの原料の粘土の採掘場をモデルにしたという外観だが、「そんなことは知らない。へえー」。驚きながらひとしきり撮影した後、館内へ入っていった。

 モザイクタイルがちりばめられた館内でも、入館者があちこちで撮影する姿が。昭和の住宅を思わせるコーナーに並んだタイル貼りの流し台や洗面所、トイレや風呂、釜戸、銭湯の壁画…。「ばあちゃんのところで見た」「私は初めて」。そんな声も聞かれ、館内ではマリリンモンローのタイル絵や、全面をタイルで覆ったタイルカーも人気を集めていた。

おじいちゃん家レトロ感に女子大生も笑顔…ひっくり返る「養老天命反転地」も

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