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【大空の現場最前線~関西国際空港】定刻飛行支える「特殊車両」を動かす職人技…東京パラ見据え「空のバリアフリー化」も

航空機の周りで活躍しているさまざまな特殊車両=関西国際空港(門井聡撮影)
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 24時間眠らない関西国際空港で、ひっきりなしに離着陸する航空機の周囲を忙しく動き回る「働く車」たち。空港以外では見かけない特殊車両ばかりだ。作業は細分化され、個々の車がそれぞれの役割を担う。これら車両の活躍なしに航空機は安全快適に飛ぶことはできない。その世界をちょっとのぞいてみた。

裏方を支える特殊車両

 関空に全日本空輸(ANA)の中型機が到着すると、周囲で待機していた特殊車両約10台がいっせいに動き始めた。真っ先に機体に横付けされたのは、荷物を降ろすためのハイリフトローダー。機体の3メートル手前でいったん停止後、周りの安全を確認し、最徐行で再び近づく。航空機の扉が開くと、機体の高さに合わせてぴたっとつけた。まさに「職人技」だ。

 直後にコンテナを運搬するドーリー(車輪を付けた台車)6台を牽引(けんいん)していたトーイングトラクター(TT車)もそばにつける。続いて、水を補給する給水車や、トイレの汚水を抜き取る汚水車、ゴミを回収するギャベージ車、機内の備品などを運搬する客室サービスカー(CSL)に、電力を供給する電源車、給油車など。着陸後、次の出発まではわずか1時間弱。航空機の脚となり、プッシュバックに使用するトーイングカーもすでにスタンバイ。作業がめまぐるしく続いた。

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