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鳥飼基地井戸問題で大阪・摂津市の敗訴確定 JR東海に取水停止求めた上告退け

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鳥飼基地井戸問題で大阪・摂津市の敗訴確定 JR東海に取水停止求めた上告退け

 東海道新幹線で使う水の確保のためJR東海が大阪府の摂津市と茨木市にまたがる鳥飼車両基地に設置した井戸を巡り、摂津市が同社に取水の差し止めなどを求めた訴訟で、差し止めを認めなかった1、2審判決が9日までに確定した。市によると、最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)が8日付で双方の上告を退ける決定をした。

 車両基地は大半が摂津市内にあるが、JR東海は茨木市側で井戸を設置。摂津市は地下水がくみ上げられた旧国鉄時代に地盤沈下が発生したことから取水しない協定を同社と結んでおり、茨木市側にも協定が適用されるかどうかが争われた。

 1審大阪地裁は協定が摂津市内だけに限られるとして請求を棄却。2審大阪高裁は基地全体に及ぶと判断したが、環境を損なう危険は認められないとして取水の差し止めは認めなかった。

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