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【陸上】競歩の「京大君」は強豪実業団へ 知力、体力、気力みなぎる山西利和、東京五輪へ挑戦

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 陸上男子20キロ競歩が“戦国時代”を迎えつつある。日本選手権4連覇の高橋英輝(えいき)(富士通)ら中堅、ベテランに割って入るのが、京大4年生の山西利和だ。先月18日に行われた同選手権で堂々の2位に入り、卒業後は強豪の愛知製鋼に進む。頭脳派ウォーカーは2020年東京五輪を見据え、「チャレンジしていきたい」と瞳を輝かせた。(坂井朝彦)

 男子で優勝した高橋英輝(中央)。左は3位の松永大介、右は2位の山西利和=神戸市
 男子で優勝した高橋英輝(中央)。左は3位の松永大介、右は2位の山西利和=神戸市

日本選手権で2位の大会記録更新

 神戸市六甲アイランド甲南大周辺コースで行われたレースは、折からの好天に恵まれ、風もほぼ吹かず、好記録が続出した。史上初の4連覇を成し遂げた高橋が1時間17分26秒の自己新を記録。3位につけたリオデジャネイロ五輪7位の松永大介(富士通)までが17分台の46秒、2位の山西は41秒で、いずれも大会記録を塗り替えてみせた。

 ロンドン、リオ五輪代表の藤沢勇を加えた4人が先頭集団を形成した。16キロ手前で山西は歴戦の高橋に振り切られたが、前半39分0秒に対し、後半は38分41秒と、後半にタイムを上げる「ネガティブスプリット」。山西は「一学生で何の守るものもない。ダメならダメでいい」と語り、割り切った歩きでもあった。

 昨年のこの大会で3位入賞し、一躍、知的な黒縁メガネ姿も合いまり、「京大君」としてマスコミに取り上げられた。目標の世界選手権(ロンドン)出場こそ逃したが、関西学生対抗1万メートルでは自身の関西学生記録を更新。それでも当の本人は「僕が京大生だから光を当てていただいた。実力以上の評価をいただいていた」と謙虚に語る。

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