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【理研が語る】「怠惰な研究者」と働き者コンピューター

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 「怠惰(たいだ)な人」というと良いイメージは湧かないかもしれないが、プログラマーに限っては必ずしもそうではない。プログラマーの三大美徳といわれるものがあり、そのうちの一つが「怠惰」なのである。

 どこが美徳なのかと不思議に思われるかもしれないが、この場合、怠惰というのは全体の労力を減らすために手間を惜しまない気質を指している。怠惰なプログラマーは面倒な作業を一つずつコツコツとやることに耐えられず、とにかくプログラムで自動化や効率化をすることに情熱を注ぐ。結果として、このような美徳を持ったプログラマーは優れたプログラムを書くといわれている。

 さて、私は物理を専門とする研究者であり、主にコンピューターシミュレーションを使って研究をしているので、プログラマーとしての側面もある。私は子供の頃から面倒くさがりで、宿題も真面目にやらないし、連絡帳を書くのも面倒になり、よく忘れ物をして怒られていた。今でもその性格の本質は変わっていないようで、きちょうめんな性格の妻や娘にはあきれられることも多い。計算機を使う研究を選んだのも自然の成り行きだったのかもしれない。

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