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【浪速風】ニクソンのシルエットがトランプに見えた…学びたいワシントン・ポスト紙の姿勢(3月6日)

ホワイトハウスで鉄鋼メーカーの幹部らと話すトランプ米大統領=3月1日、ワシントン(UPI=共同)
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 第3代米大統領トーマス・ジェファソンは言った。「新聞のない政府と政府のない新聞。私は躊躇(ちゅうちょ)せずに後者を望む」。スティーブン・スピルバーグ監督は「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」の脚本を読んで「映画化まで2年も3年も待てるような作品ではない」と語ったという。

 ▼新聞やテレビを「フェイクニュース」と敵対視するトランプ大統領の登場が理由ではないか。合衆国憲法修正第1条に明記される「言論と報道の自由」は、米国のアイデンティティーであり、誇りである。映画はウォーターゲート事件をほのめかして終わる。ホワイトハウスの執務室で電話をかけるシルエットがトランプ氏に見えた。

 ▼“大統領の陰謀”を暴いたのもワシントン・ポストである。記者として、学ぶところが多い。権力の機密が堅い盾(たて)に守られているなら、われわれはそれを貫く鋭い矛(ほこ)でありたい。ただし、政権を叩くだけや、日本を貶(おとし)めるのは報道の使命ではない。

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