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【わろてんかの舞台裏(12)】キャラを理解しているからこそ生まれる「アドリブ」

ジャズの即興演奏のようなアドリブにもご注目
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 10カ月に及ぶ長い撮影がつい先日終了しました。終わりが来るのだろうかと毎日身の細る思いでしたが、「放送に間に合わないドラマはない」という格言?通り、無事撮り終えることができました。それはヒロインはじめ出演者の頑張りのおかげですが、その話は別の機会にさせていただきます。

 今日は“アドリブ”のお話です。普通は台本にないセリフや演技のことを指しますが、たとえば3月1日放送の、風太(濱田岳)と亀井(内場勝則)とアサリ(前野朋哉)が応接室で話すシーン。台本ではアサリが風太に土下座するところで終わりなのですが、そのあと風太と亀井がアサリをネチネチとアドリブで責め立てます。そう言いたくなる風太と亀井の気持ちがよく分かる、とても面白いシーンになりました。

 アドリブは役者が好き勝手に演技しているのではなく、演じるキャラを深く理解しているからこそ即興のセリフや行動が自然に湧き出て、それが場面にぴったりハマって面白くなるのです。まるで綿密に打ち合わせたかのような、風太と亀井のアドリブはとても見事です。放送では短く切られていましたが、現場では何倍もやっていたとか。

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